『乳酸菌を増やす!発酵食品を積極的にとる!』
『腸を整える、腸活、菌活』
よく聞くお馴染みの言葉たち。腸に良いと思って、一生懸命に発酵食品を食べ、でもなぜか調子が悪くなる...過去の私です。発酵食品は大好きで、流行りの麹料理も積極的に取り入れてました。でも顔に湿疹が出るようになったのです。ニキビとも違ってプツプツと芯がある小さなもの。それと同時に特に鼻のまわりがヒリヒリ赤くなる。とにかく不快でした。
そこで色々と調べたら、小腸が関係している事が分かり、小腸内細菌増殖症(SIBO)に辿りつきました。改善方法を色々と試し、今は落ち着いています。私意外にも、腸活が裏目に出ている方がいるかもしれないと思い、SIBOについて簡単に説明したいと思います。
アメリカで、プロバイオを投与するという実験を行って見たそうです。投与したグループでは何が起こったのでしょうか?
まず高率に小腸内にまでバクテリア(腸内細菌)が増殖しました。その結果、小腸~大腸内にメタンガス、水素ガスが充満してお腹がはる症状が出たそうです!これはリーキーガットの一つの兆候。
本来なら無菌状態の小腸にまで腸内細菌が充満してリーキーガットになるのです。
そうするとプロバイオの乳酸菌が産生する毒性物質(乳酸)だ血液内に入り、様々なアレルギー症状を
引き起こしてしまいます。
最近、過敏性腸症候群の原因として、小腸の細菌の異常繁殖が注目されています。小腸の細菌の異常繁殖はSIBO(小腸内細菌増殖症、シーボ)といわれ、過敏性腸症候群の80%がSIBOと報告されています。
SIBOとは?
SIBO(小腸内細菌異常増殖症)は、通常小腸に少量しか存在しないはずの腸内細菌が、何らかの原因で異常に増殖し、さまざまな消化器症状を引き起こす病気です。近年、SIBOは過敏性腸症候群(IBS)や機能性ディスペプシアなどと症状が重なることから注目され始めていますが、まだ日本では十分に認知されていない疾患です。
小腸は通常、栄養を吸収する場として機能しており、大腸に比べて細菌が少ないのが特徴です。無菌状態であるのが望ましい。しかし、SIBOになってしまうと、小腸内に細菌が増殖し、私たちが食べた食物を発酵させ、ガスを発生させることになります。このガスの蓄積によって腹部膨満感、腹痛、ゲップ
頑固な下痢、便秘、腹痛、おなら、腹鳴が続き、少しの食事でも、ガスがたまって、お腹が張るようになります。一般に腸活では、水様性食物繊維、発酵食品が推奨されますが、これらの食事でかえってお腹の調子が悪くなる様な方は、SIBOが疑わしいb
といえます。SIBOでは、善玉菌をとっても、かえって具合悪くなります。発酵食品ブームでもありますが、SIBOの方は摂取をやめた方が良いです。
SIBOの症状
小腸に慢性的な炎症が起こるので免疫力が低下します。その結果ウイルスなどの感染症にかかりやすくなり、アレルギー症状、うつなどの精神症状、にきび、肌荒れ、むずむず症候群、肥満などの原因にもなります。
《腹部膨満感》
お腹がガスで張って苦しくなる症状です。通常は空気がたまらない小腸ですが、SIBOでは腸内細菌の増殖によりガスが大量に発生し、お腹が膨れます。
《腹痛》
ガスによる腸内圧力が高まるため、腹痛を伴うことがあります。お腹がシクシク痛む、または鋭い痛みを感じる場合もあります。
《下痢や便秘》
SIBOでは、腸内細菌が作るガスの種類により便通に影響が出ます。水素ガスを多く作る細菌が増えると下痢になりやすく、メタンガスを作る細菌が増えると便秘になりやすいとされています。下痢と便秘を交互に繰り返すこともあります。
《ニキビや肌荒れ、湿疹、酒さ》
SIBOは様々な病気の原因と言われていて、その中でも酒さはで代表的な疾患です。皮膚病では“酒さ”だけでなくニキビ、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症などが腸内細菌のバランスが悪くなるSIBO(小腸内細菌異常増殖症)が関連していると言われています。
《アレルギー》
食物アレルギーを始め、その他様々なアレルギーの原因となります。リーキーガット(腸からアレルギー物質が漏れてしまう)が原因だと言われています
《ゲップや胃酸逆流》
胃や小腸にガスが溜まることで、ゲップが多くなったり、胃酸が逆流することがあります。
《栄養吸収不良》
SIBOが進行すると、腸内細菌が食べ物から栄養を奪ってしまい、体が十分に栄養を吸収できなくなります。これにより、体重減少や栄養不足が引き起こされ、疲労感が強くなることもあります。
《疲労感》
栄養が十分に吸収されないため、エネルギー不足になり、常にだるさや疲れを感じることがあります。また、消化不良や慢性的な腹部不快感によるストレスも疲労感を悪化させる原因です。
《鬱・不安感》
腸と脳は密接に関係しています。睡眠の質が悪くなったり、認知機能の低下、自律神経の乱れなどの症状がひき起こされる場合もあります
《カンジタ・真菌の問題》
カンジタや真菌が原因でリーキーガットになり、その結果SIBOになるという説があります。ですのでカンジタを治療していくことが先になる場合があります
SIBOの治療法
《抗菌薬による治療》
SIBOの治療でよく用いられるのは、異常増殖した細菌を減らすための経口抗菌薬です。通常、10~14日間の投薬が行われ、好気性および嫌気性の細菌に対して効果を持つ薬が使用されます。代表的な薬剤として、以下のものがあります。
・アモキシシリン/クラブラン酸
・セファレキシン
・リファキシミン(メタンガスが優位な場合はフラジオマイシンと併用)
・メトロニダゾール
抗菌薬は増えすぎた菌を抑えるため一時的に使用するのは良いと思いますが、長期の使用は私はおすすめしません。なぜなら根本的な改善には繋がらないからです。また、抗菌薬は効果が見られることが多いですが、使用を止めると再発する事が多く、ずっと薬を摂取しなければいけなくなり、それが原因で違った病気を引き起こしかねません。
また、カンジタ菌が原因の場合、カンジタを治療することが先決です。
《食事療法》
SIBOの症状を改善するためには、食事療法が非常に重要です。腸内細菌の餌となる炭水化物を減らす食事を推奨し、脂肪が多く、繊維や炭水化物が少ない食事が有益とされています
・低FODMAP食
発酵しやすい糖類(オリゴ糖、乳糖、果糖、ポリオール)を含む食品を避けることで、腸内でのガス発生を抑え、症状を軽減することができます。
砂糖、小麦、乳製品、アルコール、カフェインを減らすことが基本となります。また、発酵食品は菌の量が増えるため、SIBOの方は発酵食品を避ける必要があります。酒さやアトピー性皮膚炎を発症している場合は、紫外線暴露、寒冷・温熱刺激、香辛料などの刺激物の摂取、飲酒などを避ける必要があります。また、日焼け止めや保湿などによるスキンケアが重要です。
『低フォドマップ食』とは、小腸で消化吸収されにくい糖質であるフォドマップを控えた食事のことをさします。 低フォドマップ食を実践する際には、高フォドマップ食を控えて低フォドマップ食を食べますが、これは極端な食事制限をするものではありません。
・エレメンタルダイエット
必要な栄養素を分子レベルまで細かくした成分栄養を内服し、腸内細菌の餌になることを避けつつ、体に必要な栄養を補給します。通常、2週間程度の実施が推奨されます
《腸の蠕動運動の促進》
SIBOの原因の一つとして、腸の蠕動運動が低下することが挙げられます。蠕動運動が正常に行われないと、ガスが腸内に溜まりやすくなり、細菌の増殖を助長してしまいます。治療には、以下の薬が用いられます。
・モサプリド
・エリスロマイシン(少量)
・漢方薬 これらの薬は、腸の動きを正常に保つことで、SIBOの再発を防ぐ効果があります。
その他の治療アプローチ
《サプリメントと天然抗菌ハーブ》
抗生物質に加え、天然の抗菌ハーブを使用して細菌の除去を図る方法もあります。特にカンジダなどの真菌増殖が合併している場合、バイオフィルム対策が必要となることがあります。
《心理療法》
SIBOやIBSは、自律神経の乱れが原因となる場合が多く、ストレス管理が重要です。心理カウンセリングやストレスマネジメントによって、自律神経のバランスを整え、症状を改善することが期待されます。
SIBOになる原因
虫垂や胆嚢などの手術、ストレスや間食、抗生物質の乱用、胃薬による胃酸の減少などです。これらの原因を持っている方で、過敏性腸症候群や逆流性食道炎がなかなかよくならない場合は、SIBOを疑ってもいいでしょう。
↑こちらの病院はSIBOについてとても詳しいです。
SIBOについてのブログもたくさん書かれているので
お悩みの方は是非お読みになってみてください。
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